校訓「自律進取・和衷敬愛・質実剛健」の精神に基づき、人間としての在り方・生き方について考える姿勢を涵養するとともに、生涯学び続けるための基礎を培い、ふるさとを愛し互いに支え合い協力しながら、21世紀を主体的に生きる「こころ豊かで自立する人づくり」基本理念とし、「未来への道を切り拓く力」を育成する。

 

教育目標

 

本校の主要な教育目標は自ら学び続ける生徒を育てることです。
その目標設定の土台には本校が総合学科高校として蓄積してきた社会と教育に対する見方や生徒の学習に対する考え方があります。
本校はこの目標を達成するためのカリキュラムを『太子メソッド』と名づけています。

令和4年度学校案内 ③太子メソッドより ⇒ こちらpdf

○ 進んで学ぶ力
主体的・創造的に生きる力を育むために、自ら学ぶ意欲や思考力・判断力を養う。
(ア)生徒一人一人の個性を伸張し、思考力、判断力、表現力等を育成する。
(イ)志を抱いて自発的に学び、自らを向上させる意欲と態度たいを育てる。
(ウ)個を確立し、困難に立ち向かうたくましさを培い、自ら進路を決定する能力を養う。

 
○ 豊かな心
「共に生きる社会」を目指し、よりよく生きるための基本的な心構えや、
自らを律し、他人と協調し、他人を思いやる心を育てる。
(ア)基本的な生活習慣やマナーを身に付け、自律心の育成と集団の一員として生きる自覚を促す。
(イ)生命や人権の大切さを感得させるとともに、他を思いやる温かい心と社会への奉仕の精神を育み、生きることへの積極的な姿勢を養う。
(ウ)人と自然の調和を目指し、環境に対する豊かな感受性や知識を培う。
 
○ 健やかな体
活動の源となる体力や生涯にわたって健康で安全な生活を送ることのできる能力や態度を養う。
(ア)自らの健康を守る習慣を身に付け、規則正しい生活を確立させる。
(イ)日常的に運動に親しむ能力や態度を育て、体力の向上を図る。
(ウ)自ら身を守り安全を確保する能力を育て、日常生活の中に潜む危険に対する意識の高揚を図る。

教育方針 ー心の教育を推進し、生きる力をはぐくむー

 

○ 豊かな人間性や社会性を育む教育の推進
(ア)生徒一人一人の願いを的確に受け止め、人間的なふれあいに基づいた指導を行う。
(イ)「共に生きる社会」を目指し、人権尊重を基盤に同和問題や、女性、子ども、障害者および外国人等の人権上の課題に対応した教育を進める。
(ウ)「地域貢献活動」や様々な体験活動を充実させることにより、社会参画への意欲・態度等を育成する。
(エ)地域の特性に起因する様々な自然災害から生命を守るため、防災意識の高揚を図るとともに、人間としての在り方・生き方を考える「新たな防災教育」を充実する。

 

○ 個性を生かす教育の充実
(ア)主体的・対話的で深い学びを充実させると共にユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業改善に取り組むことにより、「わかる喜び」を実感させることで、生徒が自ら課題の発見・解決に向けて主体的・協働的に学ぶ力を養うと共にお互いを思いやる気持ちを育てる。
(イ)習熟度別クラス編成や少人数指導により、生徒一人一人の特性を的確に把握し個に応じた指導の深化を図る。
(ウ)多様な選択科目を備えた教育課程を編成し、生徒の興味・関心と進路希望に応じた学習環境を整えることで学習への興味・関心を引き出し、生徒の「生涯にわたって学び続ける力」を培う。


○ 社会の変化に対応する教育の推進
(ア)ALTを活用し、国際理解を深めるための英語による基本的なコミュニケーション能力養う。
(イ)西オーストラリア州及び台湾との相互ホームステイによる語学研修や海外からの訪問団を受け入れるなど、国際交流を積極的に実施する。
(ウ)ICTを活用した学習を進め、情報活用能力と情報モラルの育成に努める。